2018/11/22
【議員活動】財政金融委員会 大臣所信表明に対する質疑
参議院財政金融委員会で質問に立ちました。
いそざきのテーマは主に2つでした。
1つめは、自賠責保険の保険料6100億円以上が、特別会計から政府の一般会計に貸し出されたまま戻ってきていない問題について、今年度、15年ぶりに23億円と少額ながらも返済されたものの、交通事故の被害者救済のための事業を安定的に続けていくためには、いち早い返済が必要であることを改めて要望しました。
麻生財務大臣からは、事業継続の重要性や被害者の気持ちは十分認識しながらも、いつまでに返済できるかや具体的な額は明言できない。ただ、姿勢を示すものとして、「やれる段階でさっさとやって、返されてしかるべき」といった答弁を引き出しました。
2つめは、2019年10月の消費税増税と併行して議論されている自動車に係わる税制について質問。
いそざきからは、何も手を打たなければユーザーの税負担は上がってしまうことを指摘しつつ、いわゆる反動減対策だけでなく、恒久的な減税の検討について質しました。併せて、消費税増税分の財源を元に、例えば自動車重量税の当分の間税率(旧暫定税率)を廃止すべきではないかと提案しました。
財務大臣からは、問題は代替財源があるかどうかといったことに加え、元々、税をとりやすいところからとったことが発端だ、といった本音ベースの答弁があったものの、恒久的な減税について前向きな答弁を得ることはできませんでした。
改めて、負担が過重であること、複雑すぎる税制の簡素化が必要であることを主張し、質問を終えました。