7月4日は民主党の東日本大震災復旧・復興推進本部の視察で、福島県の飯舘村、南相馬市、浪江町、双葉町、田村市を訪問しました。
 
飯舘村では特別養護老人ホーム「いいたてホーム」を訪問。施設長から、「震災当時、この地に残るリスクと移動するリスク、様々を考慮し残る決断をしたが、入居者は今も穏やかな生活をおくっており、ストレスなどの関連死も出ていない」とのお話がありました。
一方で、介護士不足は深刻で、飯館村だけの問題ではないものの、自助努力では難しい状況であると感じました。
 
浪江町では除染計画が2年遅れとなっています。今後3年間で住宅、雇用面など、町の生活スタートに向けた環境整備に、役場の皆さんも全力で頑張っていますが、一番のポイントはやはり除染です。
これ以上の遅れがでないようにフォローが必要です。
 
田村市都路町では今年4月オープンしたばかりの仮設店舗を訪問しました。
町民の皆様が戻れるようにと、商工会の皆さんの前向きな気持ちや言葉が印象的で、後押しとなる政策に繋げていきたいと感じました。