2023/04/27
【議員活動】経済産業委員会 一般質疑、GX推進法案の修正提案・可決
当日、参議院経済産業委員会で一般質疑に立ち、先に札幌で行われたG7環境相会合における自動車関連部門の合意内容について質しました。日本の提案で、世界の保有車両が新車販売の15倍超であることに留意し、新車販売だけでなく、保有車両全体からの迅速かつ相当な温室効果ガス排出削減が極めて重要である旨、そしてその進捗を年単位で追跡すること言及した点が特徴となっています。
その後、GX推進法案の採決の際には、国民民主党、自民党、公明党、立憲民主党・社民、日本維新の会と共同して修正動議を提出し、いそざきからその趣旨を説明しました。
脱炭素化の進展は、産業構造や地域社会にも大きな影響を及ぼすものであることから、GX(グリーン・トランスフォーメーション)を推進する上では、「公正な移行」の観点から、新たに生まれる産業への労働移動を適切に進めていくことが重要です。そこで、法案の基本理念の条文に「公正な移行」を追記する修正を提案しました。「公正な移行」は2009年の第15回COP(国連気候変動枠組条約締約国会議)で国際労働組合総連合により提唱された概念で、その重要性は世界共通の認識となっております。
同修正動議は、賛成多数で可決されました。
いそざきとしては、連合をはじめとした現場で働く皆様からの思いを受け、同修正動議可決に向けて水面下で調整を続けてきたこともあり、大変意義深い結果となりました。賛同いただいた皆様に感謝致します。