半導体

議員連盟の副会長としても今後の動向を注視

あらゆる機器の重要な基盤部品である「半導体」の世界売上高に占める日本企業のシェアは、1980年代後半の約50%から現在は約10%にまで低下。半導体の世界的な供給不足が自動車の生産にも大きな影響を及ぼしていることから、政府に、日本が弱体化した原因を振り返り、競争力を取り戻す政策を打つように要求しました。

事態に対する同様の危機感を持つ経済産業省は、既に半導体の製造技術開発や生産拠点の多元化などのための支援をする一方で、新たな産業政策を検討するための会議を立ち上げ、国際情勢も踏まえながら今後の方向性を出そうとしていることを確認しました。
その後、6月4日に「半導体戦略」が発表されました。また、私自身、野党議員で立ち上げた半導体等の問題も取り扱う「日本の産業政策を考える議員連盟」の副会長に就任したので、引き続きこの問題を注視していきます。