当日は、国会にお越しになられたデンソーエレクトロニクス労組、自動車総連の皆様と懇談。また、本会議散会後に急ぎ神奈川海老名市に移動し、KTグループ労組の職場リーダー研修会で国政報告の機会をいただきました。
　
この日は、第213回通常国会の実質最終日(会期末は6月23日(日))となりました。
前年(2023年)末に明らかになった自民党議員の裏金問題は、結果的に真相解明は少しも進まず、抜け穴だらけの法改正でお茶を濁し、蓋をしてしまいました。この件において、政治の信頼を失落させた政権と与党の罪は非常に深いといえます。
　
本国会では賃上げ環境づくりに向けて確かな2歩目が踏み出せたといえますが、中小企業支援や来年に向けた経済政策はまだテコ入れが必要です。
　
さらに子ども子育て改正法は、その財源を現役層の社会保険料に頼るなど大きな課題を積み込んだスタートとなりました。
　
一方で、問題の大きかった技能実習制度の大幅改正や、カーボンニュートラルの実現に向けた水素社会推進法、国内産業支援のための法改正など確かな前進もあった国会となりました。
　
まだまだ課題山積ですが、現場の実体に目を凝らし、「正直な政治」の理念のもと「対決より解決」のスタンスで引き続き取り組んでまいります。

デンソーエレクトロニクス労組
国会見学

自動車総連 国会見学
　

KTグループ労組 職場リーダー研修会
　

閉会挨拶（岸田総理から
参議院国民民主党会派に対して）