3月9日の参議院経済産業委員会で国際標準化戦略をテーマに質疑に立ちました。
 
政府が掲げる第4次産業革命を日本として成功に導くためには、単に品質の良いモノを作る（モノづくり）だけでなく、世界の市場に打って出るための国際標準を主導（ルール作り）していくことが大変重要になります。
 
いそざきからは、国際標準獲得の重要性に対する政府の認識と、獲得プロセスや主要各国の動きについて確認した後、各種課題と具体的な対策について質しました。
 
世耕経済産業大臣からは、国際規格を決める会議の場において、日本がより多くの役職に就くことや仲間づくりをすることが重要であること、そのための人材育成や経営者を始めとする国際規格の重要性に対する認識をさらに高めていくことが大切である旨の答弁がありました。
 
その上で、いそざきからは、そのための人材育成の予算や政府の体制が物足りない点を指摘し、体制強化を促すと共に、首脳間でのトップ外交の必要性についても主張しました。
 
第4次産業革命をリードするIoT、AI（人口知能）、ロボット、ビッグデータなどは、将来的に自動運転など様々な製品・サービスを生み出していくための共通基盤技術です。
モノを創るだけでなく、ルールを作る分野に大胆に投資することは日本の経済ひいては雇用に大きな効果を生むはずだという立場から、提案型の質疑を行いました。
 
「いそざき動画」コーナーに質疑の様子をダイジェスト版に編集してアップしましたので、是非ご覧ください。
2017年3月9日　いそざき哲史　参議院経済産業委員会 大臣所信に対する質疑（ダイジェスト版）