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仲間の思い、かたちにしたい。

活動報告

【議員活動】参議院議院運営委員会 宮城視察

2月19日から20日にかけて、参議院議院運営委員会の委員派遣で宮城県を視察しました。
 
初日午前中は震災遺構である仙台市立荒浜小学校へ。2階まで津波に飲み込まれる中、小学生や近隣住民およそ220名が避難。震災前に、学校の避難手順を「体育館→屋上」から「校舎→屋上」に見直しており、多くの命を救う事につながりました。
 
その後、津波避難タワーを視察。地震後、津波が来るまでの1時間に住民が避難できる様に配置されました。陸路での避難が可能となるまでの24時間の滞在に対応するため、毛布やガスボンベ、軽食などが備蓄されているそうです。寒さ対策など3.11の経験が活かされた施設になっていました。
 
午後は宮城県図書館へ。震災の記録や資料を保存し、インターネットで公開する「アーカイブ宮城」の事業について視察しました。防災・減災、教育などへの活用を目的としているとのことでした。多くの資料が保管されており、風化の防止だけでなく専門的な調査などに有用と感じました。
 
 
2日目は“南三陸町”と“石巻市”を訪問しました。どちらも、当時壊滅的な被害を受けた地域です。
 
南三陸町では山を削っての宅地移設と、盛り土による低地の嵩上げを実施。高台に移した新庁舎で町長と意見交換させていただいた後、低地に新設した商業施設「さんさん商店街」を視察し、そこで昼食も。前回の訪問時はまだ山を削っている最中であったので、整った街並みに少し安堵感を覚えました。商店街は定休日の店が多く普段の様子が見られなかったのは残念でした。
 
石巻市では、「南浜つなぐ館」「いしのまき元気いちば」「新蛇田地区の復興住宅地」を視察。震災の記録を残し、将来への警笛を鳴らそうとする地元の皆さんの活動に胸を打たれました。住宅地も前回は殆ど建物が無かった場所に様々な施設が出来ていました。
 
震災からまもなく丸7年でしたが、まだまだ復興は道半ばと感じました。しかし同時に、将来を見据えた様々な取組みが各地で確実に進み始めたことを認識することができた視察となりました。

 
 

1震災遺構(仙台市立荒浜小学校)

震災遺構(仙台市立荒浜小学校)
 

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津波避難タワー
 

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津波避難タワー
 

4宮城県図書館

宮城県図書館
 

5南三陸町役場庁舎

南三陸町役場庁舎
 

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南三陸さんさん商店街
 

7石巻南浜地区・門脇地区 (1)

石巻南浜地区・門脇地区
 

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石巻南浜地区・門脇地区
 

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いしのまき元気いちば